Myaga's blog

東方関連のことやDTM、いろいろ。

東方風自作曲の作り方(東方風自作曲「リフレッシングマッド」を用いた説明)

ご挨拶

国民の皆様!お待たせいたしました!(田中☐栄)
ようやく東方風自作曲の記事を出す決意となり、執筆させていただきます!
今まで細かいことでちまちまと記事を書いていたのも、ある程度ここで引用するためだったのです。
ここでも軽く説明できること(分かっておいてほしいこと)は書きますのでご安心ください。
ちなみに、Dominoでやっている方も多いでしょうから、ここでの添付画像はDominoを使います。あと、ここではDominoの導入方法などは割愛させていただきます。
あと、私が実際に作った東方風自作曲を例に出しながら説明していこうと思ってます。
↓こちらです。
youtu.be

それでは始めます。

1.まず初めに

東方風自作曲とは、「ZUN氏」が作曲している東方projectの楽曲の特徴や音源などを真似して作曲された楽曲の事です。
個人的に作曲者が東方風自作曲だと公言していれば、それはもはや東方風自作曲だと思います。
これはまあ、この記事にたどり着いている方はご存知かも知れませんね。

2.何をどうすればいい?

ここにいらっしゃった方には作曲をしたことない方もいらっしゃるかもしれません。
東方風自作曲を形成するのに必要な要素は、「東方の原曲をよく聴く」、「メロディ、ベース、ドラムなど複数の楽器」、「どの音を使って作曲をすればいいかの知識」、「コード進行の形成」などがあります。それらはどうすればいいのか一個ずつ紹介いたします。

「東方原曲をよく聴く」

こちらは各自でよく聴いてください。耳コピしてみるのも有効打です。

「メロディ、ベース、ドラムなど複数の楽器」

これはDominoでなんとかなります。メロディ・ベース・ドラムについては後ほど説明いたします。

「どの音を使えばいいか」


まずこちらはメロディにもベースにも言えることではありますが、基本は上記の「ラシドレミファソラ」の音です(Dominoの青じゃない方、つまり白い背景に沿ってください)。コード進行や雰囲気次第で青い背景を使うときもあるみたい(ゴーストリードの「テー↑テー↓『テー→』」の『』の音)ですが、それは各自のセンスで使うタイミングを見極められる日が来るはずです。

なお、雰囲気的な意味で大事な話ですが、東方では上記の画像の赤丸が付いている部分(第六音、または「ファ」)の音程はあまり使われない傾向にあります(転調した場合はその調における第六音です)。
つまり、「ラシドレミソラ」になるわけですね。
この部分をあまり使わずにメロディを作ることで、東方らしいメロディができるのだろう、と推察しています。
もちろん東方でもこの音を使っている曲もありますが、参考程度に。

「コード進行の形成」

コード・コード進行・ベースについてはこちらをご確認ください。

コード(和音)がなんなのか、どう組み合わせるべきなのかなど
omyaga.hatenablog.com

下記の二件は何度か必要になる場面もあるので、別タブなどで見ながら読むのをオススメします。

コード(和音)を組み合わせることで「コード進行」が生まれますが、それらのお気に入りを載せています。
omyaga.hatenablog.com

低音部分を担当するベースですが、コード進行に沿って動かす方法を載せています。
omyaga.hatenablog.com

3.作曲に取り掛かろう

下準備及び色々

とは言っても手は動かないものです。最初は誰でもそうです。
まずは曲の方向性を決めることからやるべきだと私は毎回思っています。
東方風と言っても、雰囲気や方向性の種類はたくさんあります。

  1. 道中曲風
  2. ボス曲風
  3. 秘封曲風

などがあげられます。1,2は〇面風などでさらに枝分かれします。
1,2,3のうちどれっぽく作りたいかが決まったら、1であれば道中曲、2であればボス曲のように参考にしたい曲をいくつか用意して聴いたりしながら作曲するのが最初はやりやすいと思います。
メロディは似がちですが、少しくらい気にしなくても大丈夫です!世の中には曲がたくさんあるので似るのは当たり前です!

そして、「何から始めるか」ですが、最初にテンポ(BPM)を大体160くらいに設定し、メロディなどを打ち込んでみて雰囲気が気に入らなければ遅くなり早くなりすればいいと思います。
ちなみに、打ち始めはメロディからでもコード進行からでもどちらでも構いません。やりやすい方からやってみるといいと思います。
ちなみに私はコード進行から打ってしまう派です。

また、曲の構成をどうするか考えておくのも大事かもしれません。
例として私の曲の「リフレッシングマッド」ですと、
『イントロ→Aメロ→サビ→イントロ→Aメロ×2→サビ×2』と言った「曲の流れ」になってます。
原曲でいえば自分の解析になりますが、
セラミックスの杖刀人だと『イントロ→間奏→サビ→間奏2→サビ×2→アウトロ』と言った流れになっております。イントロ・アウトロや間奏、Aメロ、サビについては後ほど説明します。
あと、この先楽曲については「リフレッシングマッド」を取り上げながら説明いたしますのでよろしくお願いします。

4.イントロ

イントロにも入り方が色々ありすぎて参考にする曲によってもちろん異なります。
例えば、

  1. 1ループで1回しか流れないイントロ(秘神マターラとか)
  2. 1ループで転調またはそのままで2回以上流れるイントロ(一対の神獣、クレイジーバックダンサーズとか)
  3. イントロのフレーズと似た、または全く同じフレーズをAメロだったりをサビにおいて裏で繰り返す曲(色無き風は妖怪の山に、山奥のエンカウンターとか)
  4. 何回ループしても最初の1回しか流れないフレーズ(芥川龍之介の河童、封じられた妖怪とか)
  5. メロディに入る前にドラムでワンフレーズ入る曲(信仰は儚き人間の為に、死体旅行とか)

まあこのような具合にいくつかに分類できます。私の癖としては、「2」をやりがちですね。
また、コード進行の変化が少ないイントロを見受けられることもあります(スモーキングドラゴンとか)

自作曲で分析

では私の曲(リフレッシングマッド)をお見せします。

調を変えているので赤くなっているところを「ド」だと思って見てください。
ノーツに関しては、青がメインメロディピンクがコード進行(ストリングス)赤がベース橙がドラムです。まず、こちらは先ほどの分類に割り振ると「2」になります。

コード進行

こちらのイントロはだんだん下がっていくコード進行(Am-G-F-Em)を使用しています

これはAm-G-F-Eですが似た響きなので引用

メロディの配置


メロディの音程を全て下に青いノーツで赤い背景の所に投影し、番号を1~4で振ってみました。
1と2は前半は同じですが、後半の配置は全く違います。3,4も然り。
こうすることでメロディに統一感が生まれ、安定したリズムになりやすいと推測しています。
自分はいつもメロディの音程は違くても配置は似るようにしています。(こちらはAメロ、サビでも言えます。)

この画像のように、最初はメロディをどんな配置にするかノーツを置いてから音程を変えるのもいいかもしれませんね。

ベース


途中からベースが参戦してきましたね。コード進行に沿ってデケデケ言ってるのが分かると思います。
自分は同じイントロ内でも違いを出したいという理由で途中参戦させがちなのですが、最初から入れるのでも全然アリです。

ドラム


ドラムは大体身体でリズムをとるとここだ!ってのがなんとなく分かります。
自分は最初は大体CrashとKickを同時配置してインパクトを出す癖があります。(これではやってないけど)
また、ハイハット「チッチチチッチチ(これ)」または「チチチチチーチチ(ClosedでチチチチのあとにOpenedでチー、Closedでチチ)」をよくやります。スネアはここに一発ガツンと欲しい!ってところに配置しましょう。自分のリズム感を信じましょう。

5.Aメロ

Aメロは言うなれば、サビに繋げるためのメロディです。
サビで盛り上げるために、徐々に盛り上げていく役目という大事な役目を担っています。
また、Aメロでなく「セラミックスの杖刀人」みたいに間奏的なのもあります。
個人的に思っている事ですが、間奏は「メインメロディがないコード進行に沿った機械的で、コード進行で盛り上げていくイメージ」、Aメロは「メインメロディがあり、メロディの動きで盛り上げていく自然的なイメージ」です。
間奏の方も緊張感があって好きですけど、自分はAメロでやりがちですね...

自作曲で分析

コード進行

こちらは二つの進行を組み合わせた進行を使っています。


なお、コード進行の1音目=1,2音目=2,3音目=3として、引用と同じように一文字8分音符として配置すると

1111-2222-33333333

となっていますが、

111111-22-33333333

のようにコードの長さが一定である必要はありません。リフレッシングマッドが後者であった為一応脚注です。

メロディの配置


一番左側はイントロから飛び出て鳴っているメロディです。東方でもありがちな手法なのでやってみるのも面白いと思います。
ちなみにまた赤い背景の部分に音の音程を全て落としてみました。
なんとなく法則性が見えると思います。
「テー〇〇テッテッテ」を基本とし、「テー〇〇テテテテ」に派生、アクセントで「テッテッテテーテテ」などの違うメロディ配置などを混ぜたりしてますね。
これって、メロディ作るうえでは結構重要でして、
この曲を作った時のことをまとめると、

「1」のメロディが出来た

コピペして「2」を作り、音程を違和感のない物に変える。

違いを出したいがために「2」を少し配置とメロディの量を変えた。

「1」をコピペして「3」を作り、音程を「2」から続いた場合違和感のない物に変える。

「4」は変化があると「アッ」ってなるので音程も配置も変えてみる(変えるかどうかは自由です)。

「1,2,3,4」をコピペし「5,6,7,8」を作ります。

「5,6,7」は「3」を作った要領で配置そのままで音程を変える、または「5、6」はそのままで「7」だけ音程を変えるとかもアリ。

「8」はAメロの終了なのできちんとサビに繋げる準備をする必要があります。
画像を見てもらうと、赤い背景(つまり「ド」)でノーツが終わってるかと思います。その調で基準となる音で終わらせることで違和感なくAメロを締めることができ、サビに行きやすいと思います。

という具合です。
なお、このAメロではハモってませんが、二回目のAメロにおいてハモるので、ハモりについてはまた別の記事で説明しようと思っています。

ベース


コード進行に沿って8分でデケデケしています。これくらいシンプルなベースの動きでも充分曲として成立しますので、ここはデデケデに変えるなり、コード進行に沿ってお好きなベースラインを弾いてみてください。

ドラム


やはり節の初めにクラッシュを置くのはやめられませんね。しかし置きすぎるとしつこくなるのでいい塩梅を目指してください。
Closed HHは「チッチチ」のままですが、この曲はイントロのドラムをコピペして多少変更したものなので似てしまっています(自分はコピペしちゃう癖がついてるので、あまりにすぎないように注意してください。統一感があるのもいいことですが...)。
スネアは節の後ろ側で連発や、奇数拍(裏拍子)で打つといいインパクトになります。奇数拍で連発するのは5節目あたりからでもいい気がします。

6.サビ

サビは曲において一番大事なところです。ここでどれだけ記憶に残りやすいメロディを生み出せるかが大事です。その曲の顔と言っても過言じゃないかもしれませんね。
サビは大体の場合、コード進行をF-G-Amまたはその派生で作ってしまいます。正直ワンパターンですが、この響きが東方らしいというかこだわりというか...
皆さんも困ったらF-G-Amを使いましょう。減るもんじゃないので。

自作曲で分析

コード進行・ベース


青=ピアノ緑=ベース橙=コード進行(ストリングス)
やはり、この曲においてもF-G-Amを使っています(画像ではD-E-F#mです)。
Aメロにおいてもこんな感じですが、F-G-Amを繰り返すことで気持ちいいです。
なお、ピアノの動きは「個人的オススメベースライン紹介の8番」をご覧ください。
ベースの動きはいつものデケデケです。

メロディ


赤=メインメロディ橙=ベース青=メロディを全て同じ音程にしたもの
一番左はやはりAメロからはみ出して鳴っているメロディです。いいぞ。
青いノーツを見ると、やはり1~4まで「テテテテ・テーテーテ・テテテテ・テテテテ(・)ーー」が元となっており、「4」だけが配置が変わると言ったさっきと似た感じです。

ちなみに、さっきAメロのお話で「赤い背景でメロディを終わらせると違和感なく締められる」とお話ししましたが、この場合は赤い背景で終わっていません。
まず理由としては、「完全な終わりでなく、次の二回目のサビ(1ループが終わるところ)で赤い背景のメロディを使い、本当の終わり感を出すため」です。

また、上記の画像のメロディの終わりの部分のノーツのオクターブ下を見ると、ベースの上側と同じ音程であることが分かります。ベースと同じ音程ということは、「コード構成音と同じ音」であるわけです(ちなみに赤い背景の音もコード構成音)。ここでコード構成音を使っておくことでハモった時違和感のない響きを生むことができるわけです。

サブメロディについて

橙=メインメロディ青=サブメロディ
メロディやベース、ドラムの他に裏でコッソリ鳴っている音があります。それがこの青いサブメロディです。
これ自体は本当に適当に打ち込んでおり、フィーリングで何とかしてもらうしかないかもしれません。
しいて言えば、メロディと一緒に鳴ることで違和感のない音程と言えばいいでしょうか。

例えば上記の画像の右側はメインメロディとは逆の方向(下)にメロディが移っていってます。こういうのを意識すると調和のとれたサブメロディになるのではないかと考えます。

ここまで作ってしまえばあとは二回目のイントロ・Aメロ・サビを作るだけです!(それも大変なんだけど)
なお、ドラムは大体同じ説明になってしまいますので省略します。

7.イントロ2


サビが終わったことで二回目のイントロに入ります。
変わった部分を説明すると、

  1. メロディ・コード進行・ベースなどドラム以外の楽器がすべて三個分下にずれている
  2. ベースが途中参加じゃなくなっている。

と言ったところでしょうか。
「1」については、「転調」という物で曲の構成において重要なものです。
転調することで雰囲気をガラリと変えることが可能です。展開にレパートリーが増えます。
私は「二回目のイントロとか同じ音程じゃつまらないので転調しちゃお」って考えで転調しちゃいますね。
「2」は一回目のイントロと差異を出したいがためにやったことだと思われますので特にお気になさらず。

8.Aメロ2


二回目のAメロに入ります。
また変わった部分を説明すると、

  1. 転調している
  2. メインメロディにハモリが付いており音が太くなっている。
  3. 二回繰り返しており、二回目からサブメロディが参加している。

と言ったところでしょうか。
「1」に関してはイントロ2で説明した通りです。
「2」に関してはAメロで言った通り後日説明いたします。
「3」に関しては紫のノーツを指します。
この場合は、メインメロディを簡略化したものだったり、音程を変えてみたりしたものとなっています。
見ていただくと紫のノーツ青いノーツと最初の部分が重なってるところが多いのが分かるかと思います。似たような動きをしつつ、違う動きをするとか(?)
後半からはけっこう自由に暴れまわってますが、こればかりは試行錯誤で違和感のない音程を探してください。(説明が難しい...)

9.サビ2


二回目のサビに入ります。
また変わった部分を説明すると、

  1. 転調している
  2. 二回繰り返しており、二回目から転調、トランペットが追加され、終わり方が異なる

と、意外と変わった部分は少ないです。
「1」に関してはイントロ2、Aメロ2と同じ調です。
「2」に関しては二回繰り返し二回目で転調+トランペットで演奏(俗に言うZUNペ)をすることでクライマックス感が出ます。

ちなみに転調は先ほど三個下がったのに対し、今度は三個上がったので元に戻った状態です。「いずれループするので元に戻しておこう」という魂胆です。
トランペットはメインメロディと同じメロディを奏でたり、違うメロディを奏でてみたりで様々な展開を生み出してます。音程が下がるべきところを上がってみたりすると二回目のサビって感じがします。

サビの終わり方が違うというのは「Aメロ」、「サビ」の項目でも話しましたが、「赤い背景でメロディを終わらせる」ということです。
「サビ2」のメインメロディの動きは「サビ」と同じ動きですが、トランペットがまた違う動きをし、トランペットが「赤い背景でメロディが終わっている」のがわかるでしょうか。分かりづらいので拡大致します。

紫=メインメロディ水色=トランペット
Dominoのカーソルがあるあたりからトランペットがメインメロディとは違う動きをしてるのが分かると思います。先ほど言った「音程が下がるべきところを上がってみたりする」と同じ考え方です。というかもはや、この曲の場合これ以外終わり方が考えられないくらいしっくり来る終わり方なわけです。終わり方で迷った場合はこれを参考にしてみてください。

その後は調も元通りになっているので1ループ終了となります。もしもサビ2で最初の調と違う場合は、次来るイントロで転調をして元に戻すなどをよくやってます。

10.終わりに

ほぼリフレッシングマッドの解説みたいになってしまいましたね...
でもこの曲はけっこう東方っぽい自信がありますので腕を振るって題材として使いました。
まとまっておらず分かりづらい文章でしたでしょうが、この記事があなたが東方風自作曲を作るきっかけになったら嬉しいです。
私も正直音楽の事をよく分かっているわけではありませんが、全く分からない人に教えることって出来るかな?という疑問からこの記事を作成いたしました。
もしもこの記事で分からないこと、この記事に載っておらずわからないことがあればここにコメントでも、TwitterのDMでもDiscordでも連絡をしてください。わかる限りお答えいたします。
長い間お疲れさまでした。
それではまた!


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個人的オススメベースライン紹介

ご挨拶

どうも、みゃがです。
東方の曲を聴いてると、メロディの後ろで低音がデケデケ動いてることがよくありますよね。
そういうベースの動きをどのようにすればいいかご紹介します。
動かし方にもいろいろ種類があるので適当に名前を付けていきますね(センス皆無だけど許してくださいね)。
また、基本的にF-G-Amの進行をベースにご紹介します(ベースだけに)。

1.デケデケ
(オススメ度:★★★★★、使用頻度:★★★★★)


もっとも使いやすく癖のないオーソドックスなベースラインだと思います。
東方でもかなり耳にする機会が多いと思われます!

2.デッデッデケデー・デーデーデー↑デー↓
(オススメ度:★★★☆☆、使用頻度:★★★★☆)


なんかよくわからないけど好きなベースラインです。
ただしあまりオススメはしません。私が好きなだけだからです。

3.デッデケデケデケ
(オススメ度:★★★★★、使用頻度:★★★☆☆)


いわゆるゴーストリードで使われているベースラインです。(画像のやつがあってるか自信がないけどこんな感じです。)
曲全体通しで使わずに、ほどほどに切り替えながらこれを使うとメリハリがついたカッコいい曲になると思います。

4.デデケ↑デ↓
(オススメ度:★★★★☆、使用頻度:★★★☆☆)


妖々跋扈のイントロにて聴けるベースラインです。16分音符でひっきりなしに動くさまは素敵ですね。

5.デケデケMK2(デゲデゲ)
(オススメ度:★★★★☆、使用頻度:★★☆☆☆)


デケデケの「ケ」の部分に「デ」の1オクターブ上の音をハモらせたベースラインです。これをフィンガージャズベースとかなんかでやると昔の東方っぽい雰囲気が襲い掛かってきます。凄い!

6.三段8分(上がり)
(オススメ度:★★★★☆、使用頻度:★★★★☆)


落ち着いた感じの曲とかにオススメです。爽やかな雰囲気にも合いそうだとも感じます。
一面~三面道中らへんでよく使います。
また、コード進行「焦らし(F-G-F-G-...)」と相性がいいと感じます。

7.三段16分(下がり)
(オススメ度:★★★★☆、使用頻度:★★☆☆☆)


やりすぎるとネイティブフェイスになってしまうので注意!でもすごい好き。おかげさまであんまり使えてない。

8.テーッテーッテッ(332)
(オススメ度:★★★☆☆、使用頻度:★★★★☆)


あまりベースを遊ばせたくないとき、でもちょっとは抑揚を付けたいとき。
メロディに同じリズム(二拍332)を取り入れているときなどにオススメです。
楽しいリズムになるので自分はけっこう使います。(ベースラインと言っていいのかはよくわからないけど)
↓テーッ『テーッ』テッを五音目(ここでいうC2)に置くのもアリです。

9.332・デデケ↑デ↓・デ↑ケ↓デー↑
(オススメ度:★★☆☆☆、使用頻度:★★★☆☆)


いきなり複合です。ここの番号でいえば2,4,8が合体したものですね。
Aメロとかにオススメですが、特殊過ぎる気がするのでそのまま使うのもいいですが手を加えてみてもいいかもしれませんね。

終わりに

本当はもっと紹介したいですが、現時点での記憶的な意味でこれくらいしか思いつきませんでした。
そのうちもしかしたらもっと紹介するかもしれません。
それではまた!

和音及びコードの個人的解釈

ご挨拶

どうも、みゃがです。
今回はコード進行を構成するための和音について書き連ねていきます。
コード進行の事ばかり書いて、A"m"ってなんや!G#"dim"ってなんや!A"sus4"ってなんや!
ってなるやつを個人的解釈も含め説明していきます。(調はAマイナーキーです)
なお、解説と言えるほどの知識量は無いので説明と書かせていただきます。
また、専門用語(度など)は間違えそうな気がするのでなるべく使わないで説明します。

また、コード進行紹介のときもそうでしたが、Fの音がスケールで色が濃くなっているのは「なるべくメロディで第六音を使わないようにしている為」「Fの音がどこにあるか分かりやすくすることでコード進行を形成しやすくする為」なのでお気になさらずご覧ください。

メジャーコード

Fコード

メジャーコードとは、基準となる音(この場合はFコードなのでFが基準です)の四つ上(A)と七つ上(C)の音を重ねた和音です。
メジャーコードは明るい雰囲気の音の響きを持ちます。が、下は例外となります。
Eコード

また、このEコードはスケールの色が濃い部分(G#3)を使っています。
これをAマイナーキーにおけるノンダイアトニックコードと言います。
Aメジャーキーではダイアトニックコードです。
スケールの色が薄い音は「使うと安定する音」、スケールの色が濃い音は「"使ってもいい"音」と解釈してます。
たまに織り交ぜるのが好きですね。

マイナーコード(m)

Amコード

マイナーコードとは、基準となる音(この場合はAmコードなのでAが基準です)の三つ上(C)と七つ上(E)の音を重ねた和音です。
マイナーコードは暗い雰囲気の音の響きを持ちます。

ディミニッシュコード(dim)

G#dimコード

ディミニッシュコードとは基準となる音(この場合はG#dimコードなのでG#が基準です)の三つ上(B)と六つ上(D)の音を重ねた和音です。二音ずつ飛ばしているのが特徴的ですね。
ディミニッシュコードは怪しい雰囲気の音の響きを持ちます。
G#dimの場合Gと構成音が似ている為、相性が結構いい気がします。

サスフォー(sus4)

Asus4コード

サスフォーは基準となる音(この場合はAsus4コードなのでAが基準です)の五つ上(D)と六つ上(E)の音を重ねた和音です。susとはsuspend(吊るすの意)の事であり、4とは「基準の音を1とし、スケールの色が薄い音を下から順に番号を振ったとき4になる音」の事です。ちなみに画像だとA3=1,B3=2,C4=3,D4=4となります。
要約すると、「3の位置にある音を4へ吊るし上げます!」ということです。
由来はともかく響きとしては浮遊感のある神々しい音なイメージです。
マイナーでもないメジャーでもない不思議な雰囲気を持ちます。
こいつの場合はAsus4からAmまたはAに行きたがります。まあ正直なところ吊るし上げられてる構成音さんも戻りたいでしょうからねぇ...
これで素直にAsus4→Amなどの進行を形成するだけで気分爽快ですよ!

オーギュメント(aug)

Aaugコード

オーギュメントは基準となる音(この場合はAaugコードなのでAが基準です)の四つ上(C#)と六つ上(F)の音を重ねた和音です。三音ずつ飛ばしているのが特徴的ですね。
正直な話使い方がよく分かりません...
繋げるのも難しい気がするのでほぼクリシェ進行での使用になるかと思います。

終わりに

個人的に思っている事ばかりで説明らしい説明な感じはしませんでしたが、後ろについている「m」、「dim」、「sus4」などの違いが分かって頂けたら嬉しいです。
これを是非コード進行を読むときや形成するときに役立てていただけたら幸いです!
先ほど紹介したように三音を並べてみて、音の響きの違いを聴き比べてみるのも結構楽しいですよ。
それではまた!

東方音源の名前と東方キャラの共通点まとめ

ご挨拶

どうも、みゃがです。
今回は東方キャラとそのテーマ曲で使われている音源の共通点をまとめてみました。
基本的に音源が増えてきたころの神霊廟辺り以降のキャラの話になると思います。

キャラの名前

曲名

その曲で使われている音源名

~説明~
の形式で書いていきますのでよろしくお願いします。

少名針妙丸

輝く針の小人族

Bit Rider

Retrologueに入ってるピョコピョコした音が特徴的な針妙丸といえばこれだ!って感じの音源です。
bitというのは「少し、ちょっと、少量、わずか、小片、いささか」といった意味です。恐らく音源の方は機械的な不思議な音なのでコンピューター用語的な意味のbitなのかもしれません。(ただしこちらも最小単位なので小さいことには変わりはないですね)
また、riderは「〔馬やオートバイなどの〕乗り手、騎手、ライダー、運転手」といった意味です。そして針妙丸は第二通常弾幕でお椀に「乗り」だします。まさに針妙丸にピッタリと言える素晴らしい音源ですね!

Mini Works

Groove Agent 3に入ってるフシュー...とかヒョインといった音が特徴的なデザイアドライブで使われたドラムです。
miniというのは「小さい、小型、小規模の意」という意味があり、他の言葉の頭につける接頭語のようです。もう針妙丸って感じがしますね...
workは「〔計画などが〕うまくいく、功を奏する、軌道に乗る」といった意味があります。ここで言う計画=野望にあたり、いろいろすっ飛ばした解釈になりますが、Mini Worksは輝針城6面のステージタイトル「小さき者の大きな野望」に通ずるものがある気がしませんか!!(計画は失敗するけどね...)

クラウンピース

星条旗のピエロ

Incense Cone

Retrologueに入ってるなんか言葉に表しづらいですが、高いと可愛らしく、低いと怖く聴こえる音源です。
incenseには「人を〕ひどく怒らせる[立腹させる]、激怒させる、いきり立たせる」という意味があります。
どうです?皆さんもクラウンピースの弾幕の難しさにincenseしたのではないでしょうか。
ちなみにconeは「スピーカーの円錐形の振動板」のことらしいです。

純狐

ピュアヒューリーズ

Pristine Bell

Retrologueに入ってる透き通った美しい音が特徴的な音源です。
pristineというのは「原始の、初期の、元の状態の」「〔文明などに〕汚されていない、純粋なままの」などの意味があります。もう純狐にピッタリな言葉ですね...(ちなみに前作「東方輝針城」の始原のビートの副題が"Pristine" Beatだったりします)

故郷の星が映る海

Violent 101

Trilianに入ってるデーデケ...デーデケ...って音のするベース音源です。(故郷の星が映る海では0:53辺りからなってる音です)
violentとは「暴力的な」の他に「〔感情・言動などが〕激しい、強烈な」という意味もあります。
感情が激しいというのは怒りの感情ではないでしょうか。ちなみに、曲は違いますがピュアヒューリーズのヒューリーとはfuryのことであり、意味は「"強い"怒りの気持ち」です。
なお、101はROLANDの「SH-101」の事だと思われるので割愛します。

吉弔八千慧

トータスドラゴン

Elite Lead

Retrologueに入ってるツーンとした感じの主張がしっかりとした音源です。
eliteというのは「〔社会的階級としての〕上流階級[階層]」「〔集団の中から選ばれた〕精鋭、選良」などの意味があります。
まさに畜生界三大組長である八千慧にピッタリな単語ですね。
ちなみにleadはDTM用語で「メロディや旋律など担当する音色」を指す言葉ですが、「〔前を歩いて人を〕(道)案内する、先導する」という意味もあります。
これも四面で地獄を案内した八千慧にピッタリな単語ですね。

驪駒早鬼

聖徳太子のペガサス

Follow Me

Retrologueに入ってる抱擁感も刺激感もある感じのメインにもなるしっかりとした音源です。
まずfollow meってどこかで見た事ないでしょうか...
そう、早鬼のスペルカード「フォロミーアンアフライド」ですね。
早鬼は基本的に筋肉ですべてを解決しそうなイメージなので、思い立ったら「私に付いてこい!」って言いそうですよね。
組長としてさらに先導者としてとても素晴らしくて好きです。

終わりに

あんまり数はありませんでしたが、まとめてみました。なにか気づいたことがあれば随時追加していきたいと思っています。
ZUNがこういうところまで意識して音源を使っているのであれば大変驚いたものです。(フォロミーアンアフライドは音源に釣られた可能性も無くは無さそうですけどね...)
実は自分も飢餓がテーマの黎命宮で「Hungry to Groove」という音源を使ったりしています。
音源の名前というのは、その曲またはキャラの個性を考えたとき選ぶのに役立つのだろうと私は思っています。
音源の名前も東方キャラの数よりいる(大変当たり前のことですが)ので擬人化してみるのも面白そうではありますよね。(すでに居そうではある)
それではまた!




英単語参考サイト
www.weblio.jp
eow.alc.co.jp
www.ei-navi.jp

Trilian面白い画像ランキング

ご挨拶

どうも、みゃがです。
今日はTrilianに表示される画像で個人的に面白いと思う画像をランキングで紹介します。
ただ、Trilianには同じ画像を使った別音源も存在するので、その辺は割愛します。
意味不明な記事ですがよろしくお願いします。

10位 Chewing Plastic 1


なぜか入れ歯の画像ですね。
私はおじいちゃんの部分入れ歯しか見た事がありませんのでこれが凄いのかは分かりません。
音自体は確かに入れ歯みたいな音がします(意味不明)

9位 Pulsing Screamblaster


俺は...勉強が嫌いだー!!って言ってそうな口ですね。
ちなみに私は口フェチという訳ではありませんが、勉強は嫌いです。
てか歯磨きして...(懇願)
ちなみに音はライブハウスとかで鳴ってそうな音です。あ。ライブハウスで熱狂してる人の口...?
Trilianは謎な画像が多い...

8位 Slapology


Trilianの画像一枚からでも何かしらの情景が浮かびますね。
例えばこの画像ならビンタされておちょぼ口になっているところ。
ひょっとこみたいな顔した男性が母親に起こされているところ。
通りすがりの男性に毛を投げかけているところ。
など色々浮かびますね。一番の突っ込みどころは手が長すぎるところだと思います!
もしかしたら猿か??
音はドゥッ↓デッ↑ドゥッ↓デッ↑って感じです。三連符っぽいのが1ループの最後辺りになるのがカッコいいです。

7位 Space Tribe


我われはこのキャラを知っている!いや!このおでこと顔の輪郭を知っている!
奈良県のマスコットキャラクターにこんなのいませんでしたっけ??
角は生えてないみたいですが見るとクスッてくる画像です!
音は宇宙的なような泡が弾ける音のような不思議な音です!

6位 Herd of Ducks


初見でアフ〇ックと思う画像ナンバーワンです。後ろにみにくいアヒルの子がいるのもワンポイントですね。全員白いわけじゃないのがメリハリがあっていいですね。
てか、可愛いですね。好き。
音は画像の通りアヒルの鳴き声みたいな音です。あくまで「みたいな」です。沼っぽいステージに合いそうなポワポワ・ドロドロした音な感じがします。

5位 Spraying the Synth 1


絶対みんな理解してくれないと思うんですが、私は最初この画像を「横断歩道を渡る霊」だと思ってました。
よくよく考えたら音楽関係で白黒と言えばピアノ等しかないのに本当に謎です。
ピアノの上を音符が飛んでる画像だと理解した今でも笑ってしまいます。
音自体は迫力のあるカッコいい音で、Spraying the Synth 2の方は衛星トリフネで使われています。

4位 Big Fat American


なんか自分の腹の画像映ってるって思ってたらアメリカ人さんのお腹みたいです。
どういうセンスでお腹を画像にしたのか気になる。てかそもそも誰のお腹なんでしょうね。
よく公開する気になれたな...。これも職人魂なんでしょうか。
音はビュ~~って感じの脂肪細胞が駆け巡るみたいな音です。

3位 Short Angry Stabs


インターホンみたら人相の悪いおじさんが映ってた!みたいな画像です。
いやこんなおじさん外に居たら怖いっすよねぇ...ハロウィンの仮装か?
にしてもなんでこんなにしかめっ面してるんでしょうね。紺珠伝完全無欠Lunaticが1面で詰んでるとか...?
音自体は紺珠伝1面で使われてます(伏線回収)

2位 Rational Fear


Q.もう働いてるの?
A.DTMerです。
あっ、ふ~ん(察し)
Q.じゃあTrilianとかっていうのは?
A.使いますねぇ!
自分はこの画像をDTM界の野〇先輩と呼んでます。
映ってるのが目と眉毛だけのせいで顔が勝手に補完されるの何とかしてくれよな~頼むよ~。ざわ〇んか??
音はけっこう低音で怪しいアルペジオ付きです。野獣〇輩のイメージにピッタリな音ですね。(風評被害)

1位 Electroshock Downbeater


いやそうはならんやろ(なっとるやろがい!)
この画像を用意するためにアフロにするのも面白いし洗濯ばさみみたいなの持ってるのも面白い。
背景のおかげでいかにも感電した後みたいな雰囲気が漂ってるのも素晴らしいですね。
しかも一番面白いのが東方で使われてるから、ZUNがこの画像を目にしてるという事実ですかね。
どう思ってこの音を畜生達の休息で使ったんや...

番外編 Bashing Punks in Rotterdam


髪なんか必要ねえんだよ!って言ってそうですね。
まさかこんなところでタ〇ヤさんをお見かけするとはビックリしました。
なんでちらほらこういう系の人をお見かけするんですかねぇ...
私が過敏すぎるだけなんか?

おわりに

こんな下らない記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
こういう記事をいつか書いてみたいと思っていたので、成し遂げることが出来てとても嬉しく思っています。
皆さんもTrilianの画像で何かしらのランキングを作ってみるのはいかがでしょうか。
次も変な記事が出てくる可能性もありますが、生暖かい目で見守って頂けると幸いです。
それではまた!

「東方踊音祭」楽器紹介

ご挨拶

どうも。みゃがです。
今日は私作曲・ルルる先生監修の東方風シリーズ「東方踊音祭」の使用楽器を紹介します。

最初に

踊音祭風と言っても、タイトル曲、四面道中(カマビストール)~六面ボス(刀噛めば霧祭り)についてのお話です。
正直、一面道中~三面ボス、EX道中・ボスに関しては天空璋らへんを意識して作っておりますので、踊音祭っぽくはないと思います。(天空璋風になっちゃう...?)
また、画像付きで紹介しようと思っていますが、Retrologueなど音源によってあまりVSTの雰囲気が変わらない物は一枚だけ貼って省略します。

使用楽器

ピアノ

The Grand 3 Model D Close


個人的に鬼形獣イメージの強いピアノ音源です。高貴そうな固めの音(よくわからないけど)が魅力的です。これでコードに沿ってズチャズチャやるのも素敵です。これにガンガンリバーブ入れるのもガツンとします。

4Knob PopD Silver Town


虹龍洞にて使われ始めたピアノ音源らしいです。
私はあまり楽器に詳しくないのでコメントはできませんが、幻想的な音色な感じがします。残響などを簡単にノブで調節できるのも素晴らしい点ですね。
このピアノは個人的にズチャズチャするよりアルペジオで暴れさせる印象が強いですね。

ドラム

Groove Agent SE 5 Dubstep Kit 01


ガッツリした激しいドラムです。実はパンデモニックプラネットで使われています。
ハイハットの音が屋台の金属音、ヒットの音が祭りのたまに聞こえる重低音、お祭り男とかが手拍子して聞こえてきそうな力強いクラップ、良く響くシンバルがとても祭りに合いそうだと思い採用してみたらめちゃくちゃ合いました。
正直言うと神主にもうちょっと使ってほしいドラムNo3に入るかもしれない。
クラップの入れ方を意識して前衛的に(?)入れてみるとそれっぽくなるかもしれませんね。
ほぼこのドラムのおかげで成り立っていると言っても過言じゃない気がする...。

ベースなど

Trilian Black Spider


蜘蛛の画像が特徴的なTrilian音源です。無駄にDubstep Kit 01のHit 1と合う凄まじい重低音のブオンって音がします。迫力満点ですね。

Trilian Hotcore


鳥船遺跡のハルトマン」や「石の赤子と水中の石」の印象が強いゴリゴリしたベースです。大体これ使えばベースは困りません。(Black Spiderと併用することもあります。)

Trilian Calm Doom


恐らく東方では使われてない迫力満点のベースというよりMisc.ってやつ?
Dubstep Kit 01のHit 1を鳴らす前にこのCalm Doomの少しずつでかくなる音を鳴らすことで、緊張感と迫力、さらには期待感を生み出してくれると信じてます。

Trilian Sweepy Prophet Rez DDL


輝針城六面辺りで鳴ってそうな音と類似した音源です。
輝針城がドゥルルルルルだとしたらこちらはギュルルルルルだと思います。

Trilian Instinctual Action


これもなかなかのゴリゴリ、というよりゴワゴワというんでしょうか。すごい圧迫感・膨張感のある音が迫力を出してくれるはずです。凄いですよ。

シンセなど

Sounds Of Soul(Retrologue) Put The Rush Gliss


東方では使われていないRetrologueのエキスパンションの音源です。
特に祭りイメージだから使ったとかではなく、イメージと合う音・可愛い音だったため使いました。
結構好きなので持ってる方は使ってみて欲しい...。

Sounds Of Soul(Retrologue) Freaky Night Shorty

これもエキスパンションです。
ジェリーストーンで使われてる「Spooky Lead」を捻じ曲げたような怪しい音です。
祭りでありながらも妖々しさを出せればと思って使ってみました。

Retrologue Caesar

輝針城で使われていた音源です。Keyとかみたいな高い音と野太い音が特徴的です。
この音自体は本当に祭りに合いそうだと思いチョイスしました。

Retrologue Classic Synth Comp

個人的にめちゃくちゃ使ってる音です。ベロシティを50にしてオクターブ重ねしたときの音が本当に好きなんですよねぇ。
私らしい音だと勝手に決めつけてます。

その他音源

HALion Medieval Lute


七ツ石で使われたとされるエスニックな楽器、「リュート」です。アコギとかとはまた違った懐かしい雰囲気を纏った音です。
個人的に聴いてると悲しくなる気がします...。
この音を使ったのは、時代の先取りをしたい!ってのと、騒がしい曲調にこれが入ってたらギャップヤバくね。っていう発想です。

HALion Vertigo Flute


七ツ石で使われたとされるエスニックな楽器です。空気感が凄いので高音域の音埋めに使おうって考えてましたが、ほぼ音の原型もなく使われているかどうかも判断できなくて空気みたいになっちゃいました。空気感だけに。すみません。面白くないですね。
結局使った理由はリュートと大体同じ感じです。

SD-90 Clasic 117 Taiko

雷鼓姉さんを思い出しますね。やっぱ間奏とかどっかでドンドコなってたら印象に残りそうですね。
自分は五面でしか使ってませんが(笑)

終わりに

大体こういった迫力のある音源が多いですね。
自分でもなぜこれを選んだんだ...って音源もあったりします(笑)
皆さんも是非踊音祭風を作ってみて欲しいなと思ってます!
それかこの音源の紹介が貴方のDTMを豊かにしますように!
それではまた!

「サンシャインファルコン」コード進行紹介

ご挨拶

どうも、みゃがです。

今回は自作曲の「サンシャインファルコン」のコード進行を紹介します。
今回はちゃんとイントロ・サビ等コード進行が違うので、セクションを分けてご紹介します。

イントロ


イントロのギターの画像です。
表記としてはF#キーで、「D-E-D-E-D-E-C#m-F#m」ですね。
ちなみにAキーで表すと「F-G-F-G-F-G-Em-Am」ですね。
これは「焦らし(F-G-F-G...)」+「王道進行(F-G-Em-Am)」の組み合わせです。この頃はまだコードについて知り始めだったので、ノンダイアトニックコードの使用は全くありませんね...
「焦らし」魔法少女たちの百年祭で使われてますね。

間奏


間奏のギターの画像です。
表記は「D-E-D-E-D-E-C#m-F#m-D-E-D-E-D-E-F#m」ですね。(長いですね)
Aキーだと「F-G-F-G-F-G-Em-Am-F-G-F-G-F-G-Am」です。
イントロのコード進行を流用し雰囲気を崩さないようにしたような印象が見受けられますね。

ちなみに裏で鳴ってるバイオリン(ピンクのノーツ)ですが、コードの構成音を多く使っています(一部主メロに合わせている部分有り)。
余談ですが当時は多分意識しないでこの音を配置しましたね。運命か...?

サビ


サビのギターの画像です。
表記は「D-E-C#m-F#m-D-E-F#m-C#m-D-E-C#m-F#m-D-F#m」です。
Aキーだと「F-G-Em-Am-F-G-Am-Em-F-G-Em-Am-F-G-Am」です。
「王道進行(F-G-Em-Am)」+「ZUN進行(F-G-Am)」+「Em(Amからの続く感を出すためのコード)」+「王道進行(F-G-Em-Am)」+「ZUN進行(F-G-Am)」の組み合わせです。
自分は「コード1+続く感を出すコード」+「コード1」みたいな感じにサビのコードを構成してしまう癖があり大体こんな感じになってしまいます...。(なおここで言う「コード1」は「F-G-Em-Am-F-G-Am」です。)

その後

イントロに戻り、Fキーに転調します。(-1)
サビに入り、サビの途中でGキーに転調します。(+2)
そしてまたイントロに戻り、途中でまたF#キーに転調します。(-2)
そして最初に戻ると言った具合のオーソドックスな一面ボス曲風ですね。

終わりに

当時の自分はこんな曲を作れて驚いてた記憶があります。
多分常時発狂ピアノが鳴ってるせいもありますが、なかなか清々しく、激しく、さわやかな曲になったと思ってます。
皆さんも激しい一面ボス曲風を作ってみてください!
それではまた!